2007年10月26日

ほにゃららの秋

秋って色々なことに適しているんですね。

ワタシは最近すごーく、太りました。


まさしく食欲の秋。




おいしいのはうれしいけど、デブはいややぁ。


つうわけで、読書の秋〜!


ワタシは本がスキです。


詩集なんか、大好きです。

いくつか紹介させてください。


今日は、中原中也さん。


薄命の美青年…

昔から大好きなんです。

すごい人生です、彼は…


では紹介。


盲目の秋?

せめて死の時には、
あの女が私の上に胸を披いてくれるでせうか。

その時は白粧をつけてゐてはいや、
その時は白粧をつけてゐてはいや。

ただ静かにその胸を披いて、
私の眼に輻射してゐて下さい。

何にも考えてくれてはいや、
たとへ私のために考えてくれるのでもいや。

ただはららかにはららかに涙を含み、
あたたかく息づいてゐて下さい。
―もしも涙がながれてきたら、


いきなり私の上にうつ俯して、
それで私を殺してしまつてもいい。
すれば私は心地よく、うねうねの冥土の径を昇りゆく。



これ、すきなんです。
きれい。



Posted by えあ at 23:30│Comments(2)
この記事へのコメント
おはようございます(^O^)中原中也、文学のテストで名前だけは知ってましたが、詩の内容は知りませんでした。えあさんの言うように繊細できれいな詩だね。秋の空気感と詩はピッタンコですね〜(^O^)
フリマですが、28日、明日の朝10時からありますよ!15時位には片付け始めるところもあるので、早めに行ってみてください。明日は車椅子マラソンと重なるので気をつけて(^O^)/
Posted by シー at 2007年10月27日 09:24
丁寧に教えてくださり、ありがとうございます!明日、時間を作って行ってみたいと思います☆
Posted by えあ at 2007年10月27日 23:08
 
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