2007年10月20日

散文的哀愁

風が冷たくて 月がぽっかり出ていて


夜の街はぴかぴかと夜道をてらし

ひとびとの足音

雑踏 地下道にひびく幼い歌声


傍にいるはずのひとがいなくて

同じ月はみていなくて


ワタシは切符を買う。

一人で乗る、各駅停車の列車

こんなので追い付けるはずないのに 追い付いた気がして

電車の揺れの中で微睡む



Posted by えあ at 23:56│Comments(4)
この記事へのコメント
いつもと変わらぬ夜 いつもと変わらぬ日常

ただ仕事に追われ、逆に追いつつ、走り続ける


ふと窓の外 かすかに照らし出される月の光

私は近づく。

見上げると、あの頃、二人で見てた月が、同じように、優しい光。



あの人も、今頃、どこかでこの月が見えてるのだろうか・・・。
Posted by イヌヒ at 2007年10月21日 07:00
イヌヒさん、ありがとうございます。
昨日の月はキレイでしたね。
Posted by えあ at 2007年10月21日 09:24
私も昨夜遅く、帰りついてふとみると、月がおかえり〜とばかりに、そこにいました。
きれいで大きな存在の、月でした。
Posted by ニモ at 2007年10月21日 10:40
寒くなると、空気がぴん として、澄んでいて
空がキレイですね。
Posted by えあ at 2007年10月21日 22:11
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。