ワタシの人生はワタシだけのものだ
ワタシは25年間
「ワタシ」をやってきた。
いつだって、自分が主役。
自分の人生の主役はワタシしかいない。
だからワタシは中々自分を客観視できなかった。
悲しいことや、嫌なことがあれば
どこか悲劇のヒロインになってしまう所があって
感情のコントロールもうまくいかないこともあるし
年だけとって
いつまでも幼い部分があって
そんな自分が嫌で
自分以外のひとがいつも羨ましく思っていた
中々仕事で認めてもらえなかった時期に
新人が期待されているのが悔しかった
でも時が経ち
ワタシも少しずつ認められてきて
今の仕事に、毎日達成感を得ながら一日を終えて
プライベートでも相方との距離感がやっと今ごろつかめてきて
そうやって毎日を積み重ねてきて
当たり前なのだけど
人、ひとりひとりの人生を感じられるようになってきたように思う
誰もが己の人生を生きていて
大人だから、という社会を頑張っていて
ワタシの知らない悩みや苦しみを
それぞれが抱えていて
それでも頑張っていて自分を生きている。
ワタシの目には輝いていた新人が。
今日ワタシに「苦しい、辛い」と涙して話してきたことはとてもびっくりした。
毎日あんなに明るく元気なのに
ワタシの知らないところでいろんな経験をして
悩んだり苦しんだりしていたのだ
二十歳そこらのこが。
なんてワタシは浅はかだったのだろう
自分のことばかり考えていた時期の自分が情けなく思えた。
ワタシはきっとまた、成長したのだ。
人生に、間違っていて、しかも無駄な道なんて、一本もないって。
その言葉が好きだ。
だからワタシは幼かった自分も含めて、これからもっと己を理解し、大事にして
そしてそれ以上に人を思いやれるようになりたい
そして今、ワタシを認めてくれている人に深く感謝をしています。